「愛」という言葉は概念的なのでコピーライター的には使うのに躊躇する言葉ですが、令和は「それが愛から来ているものか」を判断軸に進んでいきたいと思っています。
人は無意識に突き動かされて行動しているらしく、つい自分を守るための行動に走りがちですが、愛から来る行動に置き換えていきたいものです。
そのためには、まず基本的に「自己愛」を大切にしたいと思います。自己愛とは決してエゴイスティックなものではなく、「己を深く知り、受け止める」ことなのかなあと。
自己愛が無いと、自分への自信のなさはプライドに置きかわり、利他の心より自分を守る行動になりがち、というわけです。すると能力を生かしきれなかったり、「真に相手のためになること」を見る目が曇ったりしてしまう。
自分を知らず、受け止められずして、他人のために尽くすことはできない気がしますし、生まれたての赤ちゃんのように、いろいろな価値観フィルターを外して、自分や他人や物事を見つめたいなあと思う令和元年5月でした。